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#103 自宅を建てようとお考えのあなたへ vol.10 引越から学ぶこと

2021.06.09

 

引っ越して一ヶ月半ほど経った事務所の現状です

私は今まで、自宅を12回引っ越しています。特に20代の頃は2年も我慢できずにアパートを変えていました。引っ越しは慣れたモノという甘い考えがありました。

一ヶ月半ほど経ちましたが、今回の事務所移転は大変でした。前回の引っ越しから13年経ちますが、こんなにもモノが増えているとは全く気付きませんでした。引っ越す前の時点で、新事務所のレイアウトは考えていたのですが、荷造りのときに、持って行くべきか?捨てるべきか?なかなか判断できませんでした。

建築に関する書籍や雑誌は原則的に捨てられません。「旧い資料や読みかけたけどつまらなかった本、使わない文具・道具等は捨てる」というルールは定めたのですが、数年後にまた使うことがあるかも・・・と言う気持ちが沸き上がります。そのような訳で判断できなかったモノは新事務所に持ってきたのですが、今度は収納しきれないとか、無理して積み上げるとインテリアとして見苦しく、居心地が悪くなってしまいました。

結局のところ、新たに収納棚を買い足したり、また見苦しくない程度までモノを捨てました。「#097 自宅を建てようとお考えのあなたへ vol.9 収納について」でお伝えしたとおり、「人の持っているモノの量は収納できる量で決まる!!」を地で行く結果となりました。

ここに来て、事務所は「ヒト・コト・モノ」の適切な関係が出来上がりつつあります。目下の課題は、若い頃撮りためた35mmポジフィルム(スライド)をデジタルデータ化して、その分の新たなスペースを作ることです。

言葉にならない「想い」までも
「家」にする

千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
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