#060 どのハウスメーカーの住宅を買うべきか vol.13 オーダーするということ
2018.03.07
#051で「(現代は)服装を選ぶのと同じように住宅スタイルを選ぶ・・・」、#053で「家を買う」という表現に関しお伝えしましたが、希にスーツをテーラーにオーダーする方は「一着、作りました・・・」と言います。自身が実際に生地を裁断・縫製する訳でもないのに・・・。理由はやはりオーダー・注文する内容に関し、強い自主性と見識をお持ちだからだと思います。
特に戦後の日本で「庭付き一戸建て」は多くのお父さんたちにとってとても大きな目標だったと思います。当時お父さんたちは「ニューハウス」「モダンリビング」誌などを熟読し、自身でしっかりと知識を身につけ、自分なりの夢を具現化していったのだと思います。夢は買うものではなく、本来は自身で創るべきものです。
しかしながら昨今のハウスメーカーの圧倒的な広告ヴォリュームにより、「家というのはハウスメーカーで買うべきモノなのだ!」と多くの方々が認識しています。この「お手軽に住宅を実現させるこの方法」はこれからも継続するでしょう。他方、一部の雑誌などでは著名建築家が設計した住宅や若手建築家の斬新な住宅なども紹介されています。それは既製品にはない住宅としての、建築としての魅力を伝えています。
建築家に住宅の設計を依頼する場合、クライアントは家族の毎日の生活や将来のことなどを建築家に丹念に伝え、知恵を出し合い、良いアイデアが生まれます。この建築家とクライアントの間のキャッチボールはとても心地よくもあり、またエキサイティングでもあります。結果として出来上がった住宅はクライアントの家族にとって愛着もひとしおです。
言葉にならない「想い」までも
「家」にする
千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
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実感いただける
安心安全な空間をご提案します。
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