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#074 下仁田　散策

2020.01.25

先日、私用で群馬へ行く機会がありました。ネットで見つけた下仁田の食堂で昼食をとることになり、ついでに街を散策してきました。

昔は栄えていたと思われる細い路地の続く商店街で、ここだけ時間が止まったかのような、ほんの少し前まで人々で賑わっていたかのような気配です。

「撞球」とはビリヤードのことだそうで、ガラス越しに中を恐る恐る覗いてみると・・・

カバーはかかっているものの、ビリヤード台がありました。圧倒的な存在感のビリヤード場でした。戦前からあったらしく、昨年ここを舞台にした映画が封切られたそうです。迷宮のような街並みから抜け出ると駐車場があり、壁に取り付く駐車場看板の「場」だけ大きさが違うのは一体なぜだろう？「場」だけ古い看板を使い回した痕跡もなく、謎は深まるばかりです・・・

下仁田の商店街は営業してない店舗が大多数なのですが、多くの町で見られる「シャッター通り商店街」とは違い、タイムスリップしたかのような、冷凍保存されたかのような何か不思議な魅力のある街でした。