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#055 どのハウスメーカーの住宅を買うべきか vol.8 ハウスメーカーにできること・できないこと

2018.01.31

「階段の家」は敷地形状に合わせ、一部に変則モデュールを使っています。また、3層に及ぶ大きな窓で各室に採光・眺望を確保しています。

今回はハウスメーカーにで「きること」と「できないこと」についてお伝えします。

例えば、100m2の正方形の敷地に2階建て、延べ床面積100m2の住宅であれば、どのハウスメーカーでも対応可能です。 木造住宅は、間取り図を描くときの単位長さ(モデュール)が一般的には910mm、たまに1,000mmですが、狭小敷地や変形敷地の場合、そのモデュールでは対応しきれない場合があります。 その変則モデュールを使う場合は多くのハウスメーカーでは対応できません。

また、住宅密集地(商業または近隣商業地域など)では隣家との間隔が極端に狭く、外壁に普通に窓を作っても採光・眺望が確保出来ない場合があります。 例えば、「階段の家」は密集した狭小敷地で建物の3方を将来的に隣家で囲まれるのを予想し、道路側に3層に及ぶ大きな窓をつくり、各室に採光・眺望を得ることができました。 この3層に及ぶ大きな窓など少し変わったデザインに多くのハウスメーカーでは対応できません。

更に「階段の家」は1階が事務所と駐車場ですが、このように住宅以外の機能が入る場合もハウスメーカーは苦手にならざるを得ません。

ハウスメーカーはあくまでも普通の敷地に普通の手法・デザイン、普通の使い勝手で家を建てることを前提としています。

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千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
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