#043 建築ってアートなの?(その1)
2017.11.01
以前から気になっていた「瀬戸内国際芸術祭」に昨年やっと行くことができました。 3年ごとの開催で、昨年で第3回とのことでしたが、すでに国際的にも高い評価を得ているようです。 瀬戸内地域を挙げて、現代アートの一大イベントの様相です。
ガイドマップに沿って歩いて行くと、集落の外れ・神社の境内・海岸などに芸術家の作品が唐突に現れます。 また、安藤忠雄氏 設計の地中美術館を始め、多くの前衛的な建築作品もあります。 更に若手建築家のアート?作品も数多くあります。
上掲写真は現代日本美術の巨匠 草間彌生氏「黄かぼちゃ」、下掲は気鋭の建築家 藤本壮介氏「直島パヴィリオン」です。 アート作品を片や芸術家、片や建築家が創っています。 私、個人的には建築家の作品の方がその意図などが理解しやすく、楽しめる場合が多いですが・・・。 そこで単純な疑問が生まれます。 建築家が創ったこの作品は芸術家同様にアートなのか? それ以前に、そもそも「建築はアートなのか?」
そんなことを考えながら船で小島を行き来し、アートを観て廻った楽しい旅でした。
言葉にならない「想い」までも
「家」にする
千葉・柏の住宅設計事務所 古里設計
(建築家 古里正)
毎日が心地よく、しあわせを
実感いただける
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