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どのハウスメーカーの住宅を買うべきか(その6)
−−住宅は買うべきモノなのか?−−
2018.01.16
text & photo by T.Furusato


あなたも「住宅とはこのような形なのだ!」とお考えですか?

 news48から始まった「どのハウスメーカーの住宅を買うべきか」のテーマですが、そもそも「住宅は買うべきモノなのか?」という問いが前提としてあります。

 例えば現在は、会社勤めをしている普通のお父さんは「今回、家を買いました!」と言います。 それに対し、地元の小さな工務店が住宅を造っていた時代、お父さんは「今度、家を建てました!」と言いました。 勿論、お父さん自身ががノコギリや金槌を振るって、自宅を作った訳ではありません。 工務店の大工さんが作っています。 この違いを分かりますか?

 「家を買う」にしろ「家を建てる」にしろ、お父さんにとって人生の一大事であることに変わりありません。 ただ、お父さんが「家を建てる」という言葉の裏には、例えば土地探し、土地の購入、工務店探し、プランの検討、工務店との打合せ、工事契約、ローンの手続きなどなど膨大な作業があります。 その膨大な作業を通じて、自身が主体となる意識が強まります。 それに対し、「家を買う」という言い方は、服装を選ぶくらいの価値しか感じられません。 とてもお手軽です。 普通の会社員であれば20〜30年のローンを組むであろう事柄には到底思えません。

 住宅とは本来「この家で自分は、家族はどのような生活を送りたいか」「自分は毎日の生活の中で何がしたいか」「どのような場で時を過ごしたいか」とかとか、そういう漠然とした思いを形にするものだと思います。それは人それぞれに違うものです。従って、同じ形の家が並ぶことは本当はあり得ません。

 「クライアントにとって住宅とは自己表現である!」というと、大袈裟に感じるかも知れませんが、私としては同じ形が並んでいる家には住みたくないなぁ〜と思っています。



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