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建築ってアートなの?(その1)
2017.11.01
text & photo by T.Furusato

草間彌生 作「黄かぼちゃ」。トレードマークの水玉模様に覆われています。


 以前から気になっていた「瀬戸内国際芸術祭」に昨年やっと行くことができました。 3年ごとの開催で、昨年で第3回とのことでしたが、すでに国際的にも高い評価を得ているようです。 瀬戸内地域を挙げて、現代アートの一大イベントの様相です。

 ガイドマップに沿って歩いて行くと、集落の外れ・神社の境内・海岸などに芸術家の作品が唐突に現れます。 また、安藤忠雄氏 設計の地中美術館を始め、多くの前衛的な建築作品もあります。 更に若手建築家のアート?作品も数多くあります。

 上掲写真は日本現代美術の巨匠 草間彌生氏「黄かぼちゃ」、下掲は気鋭の建築家 藤本壮介氏「直島パヴィリオン」です。 アート作品を片や芸術家、片や建築家が創っています。 私、個人的には建築家の作品の方がその意図などが理解しやすく、楽しめる場合が多いですが・・・。 そこで単純な疑問が生まれます。 建築家が創ったこの作品は芸術家同様にアートなのか? それ以前に、そもそも「建築はアートなのか?」

 そんなことを考えながら船で小島を行き来し、アートを観て廻った楽しい旅でした。



藤本壮介 作「直島パヴィリオン」。 地面が盛り上がったところにある白いメッシュのオブジェは下半分が二重になっていて、更に床にはメッシュと同じ模様が施されています。 メッシュの影と相まって、その虚実が判らないまま身体をメッシュに囲まれる錯覚を覚えます。 また、その白いメッシュ越しに風景が透けて見え、ちょっと不思議な体験です。





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