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「居心地のいい場所」−4
路地の中に昭和が息づく−谷中銀座商店街−
2007.04.22
text & illustrated by H.Narumi


  『昔はね、静かな商店街だったんだよ。今は何がいいんだか、いっぱい人が来るようになって・・・。』 瀬戸物屋のおじさんがにこやかに話しかてくる。
  呼び込みの掛け声、コロッケを揚げる匂い、張り出した品物のせいで5メートルに満たない路地は肩が触れるくらい人が歩いている。商店街の外れでは野良猫が、近づく人に警戒する様子もなくのんびり日向ぼっこをしている。
  路地の奥にまた路地が続き、カゴを持ってお使いに行かされたこどもの頃の自分が飛び出して来るような錯覚を覚えてしまう。
  パック詰めされた商品をカートに山積みにしてレジに並ぶ・・・そんな買い物では真似のできない「温かい個性」が人々を惹きつけている。






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